わたしの朝食履歴書
今週のお題「朝ごはん」
幼稚園〜小学生
物心ついたとき、朝食は確かシリアルを食べていた。
どういうきっかけでシリアルを食べ始めたのかまったく記憶にないけれど、幼い頃から朝の食は細く、お菓子感覚で軽く朝ごはんが食べられるとあって、わたしはかなり気に入っていた。*1当時は、今、スーパーでずらりと並んでいるほどのたくさんの種類はなく、「コーンフロスティ」「チョコクリスピー」「チョコワ」をローテーションで食べていた記憶がある。
ある朝チョコワを食べていて、お皿に残った最後の1つをスプーンに掬ったとき、サーーッと血の気が引いていった。
それは、一見するとチョコワなのだけど、よく見るとチョコワと同じサイズ・形状をした丸まった虫、、、だったのだ……。
\(^o^)/
開封後の保管状態が悪くて、いつの間にか虫が入り込んでしまっていたようだった。このショッキングな光景は今でも忘れられない。
中学生〜結婚前まで
チョコワ事件からわたしはシリアルから鞍替えし、すっかりパン派になった。
朝食の顔ぶれは大体毎日同じで、飲み物(麦茶、ココアなど)、アロエヨーグルト、6枚切りのパン。母はPascoの「超熟」やタカギベーカリーの「石窯山型トースト」がお気に入りで、わたしもその味が好きだった。ジャムと言えばアヲハタ。ソントンのピーナッツクリームも好きだった!冬はクノールのカップスープもよく飲んでいた。(栗かぼちゃのポタージュ大好き!)
結婚後
スーパーでわたしが食べ慣れた超熟を何気なく手に取ると、倹約家の夫が「え、パンなんてどれも同じなんだからこっちでよくない?」と見たことがない安売りの食パンをカゴにぶち込んでいた。いや、まあ、パンはパンなんだけど…。こう言うとかなりオーバーだが、もう一生超熟は食べられないのか?と落ち込んだ。
結婚して上京、コロナ禍で友達とも会えず、慣れない他者との生活。今思えば…長年築いてきた、いわば朝食というモーニングルーティーンの象徴だった超熟を失うということが、自分にとっては結構大きな衝撃だった。自分を取り巻く環境が大きく変わる中で、少しでも自分の習慣を守りたかったのかな。
当時は、そういう背景から超熟以外のパンを食べることに何か抵抗があった。*2同時に、この頃初めて「オートミール米化」というものを知り、パン食が嫌になっていたのもあって、突然オートミール生活を始めた。
オートミール30gに50mlの水を入れてチンして米化。納豆をかけたり、味付け海苔を巻いたりして食べる。朝にパン以外のものを食べるのが新鮮で、この習慣は3年前の結婚当初から現在に至るまで意外と続いている。ちなみに腹持ちがいいとはよく聞くけれど、個人的にはあまり実感はないな…。
それでもオートミールに飽きたら、ケロッグの「素材まるごとグラノラ 脂質ハーフ」。そう、20年余りの時を経て再びシリアルに戻ってきたのだ。ホテルニューオータニのグランシェフ監修とあってなかなか美味しい。
「オールブラン ほっとひといきショコラ」も好きだけど、量が少ないんだよな…。
もちろん虫が入らないよう、しっかり封をして冷蔵庫保管しております\(^o^)/
という感じで、わたしの朝食履歴書でした。